お問合わせ |  資料請求
電話番号:0120-5111-39

電話の「転送設定」について

220830.jpg

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

自分の固定電話番号をお持ちの場合

電話代行を利用するには、お使いのお電話番号の「転送設定」が必要になります。この「転送設定」についてはよく誤解されがちなのですが、電話番号 (固定電話番号) をお持ちの契約者様自身で設定をすることになります。

電話代行会社から固定電話番号を借りた場合

電話代行会社がこの「転送設定」を行う場合は、事業主様 (あなた) が電話代行会社から固定電話番号を借りた場合のみ、電話代行会社が貸した電話番号に転送設定を行います。

多くのケースで自分で転送設定する必要がある

電話代行を導入する場合や、自分の固定電話から携帯電話に転送設定を行う場合は、多くのケースで固定電話番号を契約しています契約者様ご自身で「転送設定」をする必要がございます。そんなこと言われても「転送設定って何?」、「どうやって設定するの?」という疑問にお答えし、こちらの記事で詳しくご紹介します。

この記事の内容
  • 「転送設定」の知られざる真実について
  • 各社の「転送設定」の手順について解説しています

なぜ電話の「転送設定」は必要なのでしょうか?

まずはなぜ、電話の転送設定は必要なのか?についてご説明します。電話の「転送設定」は、ビジネスや個人の使用において非常に便利な機能です。以下では「転送設定」が必要な理由をご紹介します。

1. 連絡の維持:
転送設定を使用すると、不在時や別の電話を使用している間でも、重要な電話を受け取ることができます。これにより、連絡の維持が可能になります。

2. 柔軟性
電話転送を設定することで、電話を別のデバイスや別の場所の電話に簡単に転送することができます。これは、出張や休暇中に便利であり、忙しいスケジュールの管理が容易になります。

3. プライバシー
ある場合には、特定の電話番号にかかってくる電話を別の電話に転送することで、プライバシーを保護することができます。これにより、個人情報が漏洩するリスクを減らすことができます。

4. ビジネス利用
企業やオフィスでは、転送設定を利用して、顧客からの電話を適切な部署や担当者に簡単に転送することができます。これにより、効率的なコミュニケーションが可能になり、顧客満足度を向上させることができます。

5. 緊急時対応
電話転送設定は、緊急時にも役立ちます。たとえば、自宅やオフィスの電話が故障した場合、転送設定を使用して、電話を携帯電話や他のデバイスに転送できます。

これらの理由から、電話の転送設定は、コミュニケーションを維持し、柔軟性を提供し、プライバシーを保護し、ビジネスでの効率を向上させるために必要な機能です。

多くの人が誤解している「転送設定」

hatena.jpg

この記事を書いている私も、電話代行会社に勤めていなければ「転送設定」って電話代行会社側がやってくれんじゃないの?という認識でいました。しかし現実はそんなに甘くなく、自分で契約している固定電話番号の「転送設定」はご自身で設定をする必要がございます。

また転送設定を行うには、その前に「転送電話 (ボイスワープ)」のお申込みが必要になります。この転送設定のお申込み〜転送設定ができるまでには、少々お時間がかかりますので、その手順についてかかる時間の目安について次の項目でご説明します。

なぜ「転送電話の設定」は誤解されるのか?

電話代行を新に利用される契約者様に、電話代行を利用する際に「転送電話の設定」が必要だという旨をご案内すると、大半の契約者様は「?」となってしまいます。

それもそのはずで、まず電話代行サービスを利用するという時点で、電話代行に関わる全てのサービスは電話代行側が対処してくれると思うものです。

ここに電話代行を利用するには「転送電話の設定」が必要です ... となってしまうので、これから電話代行を利用するという契約者様は「えっ、何のこと?」となってしまいます。

言葉の意味として「転送電話」は理解できると思いますが、その設定となると誰しもが「?」ハテナとなってしまうのは仕方がありません。普段生活していて「転送電話の設定」について調べることも皆無だと思いますので、こればかりは電話代行を利用する際に覚えて頂くしかないのです。

「転送設定」を行う前の準備、転送電話のお申込み

1. 転送電話のお申込み
まず転送設定を行うには、電話番号を契約している通信会社で「転送電話のお申込み」が必要になります。

2. 申込みフォームから申込む
各社通信会社が用意している申込みフォームから必要事項を入力して申込み手続きを行います。(携帯電話の転送設定の場合は、お申込みが必要なく、設定画面からご自身で設定できるケースもございます)

3. 通信会社によっては書類が届いたりするので記入して返す
転送電話のお申込みを行うと、数日ぐらい時間がかかり通信会社によっては書類が届いたりするので記入して返します。

4. 申込みが受理されるといよいよ転送設定を行う
数時間で申込みが受理されると、いよいよ「転送設定」を行うことになります。各通信会社のマニュアルに沿って、電話のダイヤル操作を行い転送設定を行うと、転送電話が使えるようになります。

以下の章では、各通信会社の「転送設定」方法についてご紹介します。

通信会社各社の「転送設定」について

通信会社各社の転送設定についてご紹介します。通常では転送電話の申込みを行い、その後で最後に転送設定を行う手順になります。また多くの通信会社では、「142」から始まるダイヤルナンバーを入力し、ガイダンスに沿って転送の開始、転送電話番号の登録、設定を行うことになります。

一部の通信会社では、ダイヤルナンバーの入力ではなく、入力画面に沿って転送設定を行うケースもありますので、契約しています通信会社の転送設定を行なって下さい。また通信会社によっては、転送設定という表記ではなく着信転送の設定と表記されていますが同等の意味としてご理解下さい。

電話転送サービスは、通信会社によってサービスの名称が異なります。例えば「ボイスワープ」、「着信転送サービス」という名称になっていますが、電話転送サービスと同じ意味合いです。またキャリアによって事前の申込みが必要だったり、月額料金がかかりますのでしっかり確認しましょう。

・NTT西日本

ボイスワープの設定 (転送設定)

<加入電話の場合>
(1) 転送を開始する
転送先の電話番号を設定する
「142」→ ガイダンス →「2」→ ガイダンス →「転送先電話番号」→ ガイダンス → 完了
呼び出し回数を設定する
「142」→ ガイダンス →「3」→ ガイダンス →「呼び出し回数(0~9)」→ ガイダンス → 完了
転送開始の設定をする
「142」→ ガイダンス →「1」→ ガイダンス → 完了

(2) 転送を停止する
「142」→ ガイダンス →「0」→ ガイダンス → 完了

<INSネットの場合>
(1) 転送を開始する
転送先の電話番号を設定する
「1422」→ ガイダンス →「転送先電話番号」→ ガイダンス → 完了
転送設定をする
無条件転送の場合「14211」→ 完了
無応答転送の場合「14212」→ 完了
話し中転送の場合「14213」→ 完了
無応答および話し中転送の場合「14214」→ 完了

<更に詳しくNTT西日本の転送設定はこちら>

・NTT東日本

かかってきた電話番号をすべて転送させる(自動転送機能)
転送先の電話番号を1つ登録する
「142」→ 「2」→「登録する電話番号 + #」→「1」

<更に詳しくNTT東日本の転送設定はこちら (PDF)>

・NTTドコモ

転送先電話番号の登録「1429」→「3」
転送先電話番号の変更「1429」→「3」
転送でんわサービスの開始「1421」
転送でんわサービスの停止「1420」

<更に詳しくNTTドコモの転送設定はこちら>

・ドコモ光電話

かかってきた電話番号をすべて転送させる(自動転送機能)
転送先の電話番号を1つ登録「142」→ 「2」→「登録する電話番号 + #」→「1」
転送を停止「142」→ 「登録する電話番号 + #」→「0」

<更に詳しくドコモ光電話の転送設定はこちら>

・auひかり

転送を開始する
「142」→「4」→ ガイダンス →「0」→ ガイダンス →「転送先電話番号 +#」→「0」→ 完了

・コミュファ光

転送サービスの開始
「142」→ ガイダンス →「1」→ ガイダンス → 電話を切る
サービスの停止
「142」→ ガイダンス →「0」→ ガイダンス → 電話を切る
転送先電話番号の登録
「142」→ ガイダンス →「2」→「登録する電話番号 + #」→ 間違いなければ →「1」→ ガイダンス → 電話を切る

<コミュファ光の転送設定方法の詳しい詳細>

・BBIQ光電話

転送設定は入力画面に沿って入力するタイプになります。

<BBIQ光電話の転送設定について>

・NURO光でんわ

<サービス開始 / 停止>
着信転送のサービスを開始「142」→ ガイダンス → 「1」
着信転送のサービスを停止「142」→ ガイダンス → 「0」

<転送先の設定>
転送先登録(転送先が1箇所の場合)
「142」→ ガイダンス → 「2」→「転送先の電話番号 + #」
転送先リストの登録(転送先が複数ある場合)
「142」→ ガイダンス →「4 + 0」→「指定したリスト番号」→「転送電話番号 + #」

<更に詳しい NURO光でんわの転送設定はこちら>

・03plus

03plus の転送電話設定は、お客様ページより手続きが必要になります。

<詳しくは 03plus の転送電話設定のページをご確認下さい>

・J:COM

着信転送の設定
<J:COM PHONEプラスをお使いの場合>
「142」→ ガイダンス →「任意の番号」
<J:COM PHONE プラス以外の電話>
「050-3116-0142」→ アナウンスが流れたら →「#」→「暗証番号」→「#」

<更に詳しくは J:COM 着信転送の設定ページをご覧下さい>

・ピカラひかり

<転送電話機能を開始 / 一時停止>
開始の場合「1421」
停止の場合「1420」

<転送先電話番号の変更>
開始の場合「1422」→「転送先電話番号 + #」→「1」

<更に詳しいピカラひかりの転送設定はこちら>

・イッツコム

電話機を使用した設定
「142」→ ガイダンスが始まったら →「4」→「0」→「1〜4 いずれかの番号を入力」→「0」→「4」→「1」→「1〜4 で入力した番号を入力」→「1」

電話機から着信転送を停止したい場合
「142」→ ガイダンス →「0」→「9」を入力して受話器を置く

<更に詳しいイッツコムの転送設定はこちら>

渋谷オフィスでは、この転送電話 (ボイスワープ) について詳しくご紹介したページ「ボイスワープ、転送電話とは?」を設けていますので、是非こちらのページもご参考にして下さい。

【関連記事】

転送設定をすれば転送電話を利用できる?

【便利】会社にかかってきた電話をスマホで受け取る

いつのまにか進化していた... 転送電話サービスの便利な機能

会社や事務所を不在にしがちな事業者様へ

料金、サービスに関して少しでもご不明の点がありましたらお気軽にご相談下さい。