「CTI装置」という言葉は、一般の方にはあまり馴染みのない用語かと存じます。正式には Computer Telephony Integration System の略称ですが、この表現だけでは、かえって分かりづらく感じられるかもしれません。
電話代行の品質を支える“もう一人の主役”
実は、電話代行会社にとってCTI装置は、電話秘書(オペレーター)の資質に次いで重要な存在です。CTI装置を簡潔にご説明すると、電話とコンピューターを統合し、電話代行業務を円滑に行うためのシステムであると言えます。
着信と同時に情報を可視化する仕組み
もう少し具体的に申し上げますと、お客様からお電話が入った瞬間に、コンピューターと連動し、あらかじめデータベースに登録されている契約者様の情報(所在地、社員名、取扱商品など)が即座に画面上に表示されます。
これらの詳細情報を正確に確認することで、電話応対の品質はさらに高まり、お客様と電話秘書とのやり取りを的確に支えることが可能となります。
CTI装置は、電話秘書とお客様をつなぐ存在
このようにCTI装置は、電話秘書と、そして実はお客様とも、常に密接な関係にあります。そのため、電話代行・秘書代行サービスの品質向上において、極めて重要な役割を担っているのです。
渋谷オフィスが“自社開発CTI”にこだわる理由
弊社では、CTI装置の構想から開発に至るまで、そのすべてを渋谷オフィス独自で行っております。一般的な電話代行会社では、既存のCTI装置を導入して業務を行うケースが多く見られますが、既製のシステムでは、お客様のきめ細かなニーズの変化に十分お応えできない場面が生じてしまいます。
お客様と電話秘書の声から生まれたCTI装置
そこで弊社は、今から30年以上前の開発当初より、お客様と電話秘書の双方にアンケートを実施し、より丁寧で円滑な応対を実現するCTI装置を、エンジニアとともに一から構築する道を選びました。
渋谷オフィスがオリジナルCTI装置にこだわり続けている理由は、時代の変化やお客様のニーズに柔軟に対応し、常に進化し続けることを目的としているためです。
30年以上にわたり進化してきたオリジナル機能
弊社が開発した代表的なオリジナル機能の一つに「通話録音」があります。また、「通話接続」という機能もございます。そのほか、留守メッセージサービス、無条件転送(逆転送)、さらにはお客様と電話秘書の会話が録音された後、お客様と連絡が取れるまで24時間等間隔で自動発信を行う仕組みなど、数多くの機能を開発してきました。
目指しているのは“社員以上に快適な電話応対”
これらすべての目的はただ一つ、電話代行・秘書代行サービスをご利用いただく契約者様が、実際の社員に電話応対を任せる以上に、快適にご利用いただける環境を整えることにあります。もちろん、その快適さの根幹に電話秘書のクオリティがあることは、言うまでもありません。
機能は時代とともにアップデートされ続ける
これら機能の根幹はいずれも30年以上前に開発されたものではありますが、時代とともに変化するお客様のご要望に寄り添いながら、細やかなアップデートを重ねてまいりました。
例えば「通話接続」機能は、開発当初は社員数5名までの接続が可能でしたが、現在では最大10名まで接続できる仕様へと進化しています。通話接続サービスの詳細はこちら>
また、その名称についても、当初は「通話接続」ではなく「応対後転送」や「内線転送」と呼んでおりましたが、機能の進化と時代の変化に合わせ、現在の名称へと改めております。
次世代の電話代行サービスを目指して
このように渋谷オフィスでは、電話秘書の資質はもちろんのこと、CTI装置の機能や名称の一つひとつにまでこだわり、「次世代の電話代行サービス」にふさわしい姿勢と努力を、これからも積み重ねていきたいと考えております。
お客様の声が、サービスを進化させます
また、渋谷オフィスでは、どのような些細なことでもお客様のお声を大切にしたいと考えております。お客様からのご要望やお叱りのお言葉こそが、弊社の成長にとって非常に貴重なものであると実感しております。
お手隙の際には、ぜひ「お客様の声 投稿フォーム」よりご意見をお寄せいただけましたら幸いです。もちろん、お褒めのお言葉もスタッフ一同の大きな励みとなり、心より歓迎いたします。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。








