こんにちは、電話秘書の渋谷マオです。
梅雨入りして不安定な天気が続いていますね。
気温差が激しい毎日で、毎日の服装にも悩んでしまう季節です。
風邪も流行っているようですので、体調管理に気を使いますね。
今日は、電話での「お世話になっております」という挨拶について
お話したいと思います。
社会人になって初めて使ったこの言葉、
はじめはスムーズに口から出てこなかったように思います(笑
この「お世話になっております」という言葉は
私達オペレーターの電話応対の中で、
最も頻繁に使われている言葉の1つだと思います。
「お世話になっています」という言葉
いつもお世話になっていてありがとうございます、
という感謝の気持ちを込めての挨拶ですので、
日本人の心遣いや丁寧さがよく現れている挨拶ですね。
ただ実際には感謝の気持ちというよりは、
もはや言うのが当たり前になっている社交辞令のように
なっているのが現実だと思います。
それでも英語にはなかなか言い換えられない
日本特有の言葉ですので、大切に使っていきたいですね。
ただ例えば会社感の取引などが初めての場合や、
個人同士の初めての電話の際に、
この「お世話になっております」を使うことが
ためらわれる場合もあります。
「お世話になっております」を使うシチュエーション
初めてでまだお世話になっていないけど??という時など、
本来の感謝の気持ちの意味をなくして、
ただのその場繋ぎの言葉になってしまいそうなときがあります。
代わりに、「こんにちは」や「はじめまして」であったり、
「お電話ありがとうございます」であったり、
これからよろしくお願いします、という意味を込めて
「お世話になります」などなど、
やはり臨機応変に対応することが必要だと思います。
実は入社したての頃に、
「お世話様です」という言葉を使ってしまい、
注意されたことがあります。
「お世話様です」とうのは「ご苦労さまです」と同じで、
目上の人が目下の人に向かって言う言葉です。
そのことを知らずに使ってしまったことがありました。
丁寧な挨拶だと思って使っていた言葉が、
実は上から目線になってしまっていた、なんて、
相手の方に失礼なのはもちろん、
自分自身もとても恥ずかしい思いをしました。
私の場合はすぐに指摘してもらえて直すことができましたが、
日々電話応対をしていると、時々間違えて使っていらっしゃる方もいます。
「です」と「なっております」の違いで、使い方が大きく違ってくるのは
日本語の難しいところですね。
やはり何事も思い込まずに、常に言葉には気を付けていきたいですね。
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