働いている方であれば、「あの人は仕事ができるな」「この人はあまり仕事ができないみたいだな」と感じることはあるでしょう。
自分が他の人をそのように見ているのと同じように、自分自身も周りからそのように見られている可能性があります。
やはり「仕事ができないな」と思われるよりは「仕事ができるな」と思われたいものです。実は、仕事ができない人や仕事ができる人にはそれぞれある特徴があります。
ここでは、その特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。
仕事ができない人の特徴とは?
仕事ができない人というと、何か特殊な知識やスキルが足りていないと考える方もいるかもしれません。ただ、仕事ができない人というのは仕事をする上での基本を押さえられていないというケースが多いのです。さっそく、具体的にどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
計画性がない
まず挙げられるのが、計画性がないという部分です。
実際に仕事ができない人というのは、無計画に業務を進めていく傾向にあります。計画を立てたほうが仕事がスムーズに進んでいくはずなのですが、その計画を立てること自体を嫌がってしまうケースも少なくありません。
計画性と業務の効率というのは、深い関係があります。計画性がなければ、業務も効率的に進められません。その結果、効率が悪くなり、仕事ができない人と思われてしまうのです。
報告・連絡・相談のホウレンソウができない
仕事をする上で、報告・連絡・相談のホウレンソウは基本中の基本です。
仕事ができない人というのは、このホウレンソウができていないケースも多いです。ホウレンソウができないとミスも増えますし、業務も進行も遅くなります。仕事ができないと思われてしまっても仕方がありません。
やる気がなく、やる気を出す努力もしない
仕事へのやる気というのは確かに難しい部分ではあります。
ただ、仕事へのやる気がないと業務も捗らないでしょう。仕事ができない人はやる気がないだけではなく、自分自身でやる気を出す努力もしない傾向にあります。
レスポンスが遅い
仕事ができない人というのは、レスポンスも遅い傾向にあります。
ちょっとしたやり取りはもちろん、メールや電話などでも返事が遅いため、そのせいで業務が滞ってしまうこともありますし、業務が溜まってしまうということもあるでしょう。
責任感がなく、責任転嫁をする
そして、仕事ができない人というのは責任感のないタイプが多いです。
責任感がないからこそ業務も適当になってしまいますし、何か問題が発生したときには責任転嫁で人のせいにしてしまいます。自分のミスでも認めることなく人のせいにばかりするので、成長していかなくなってしまいます。
仕事ができる人の特徴
先では仕事ができない人の特徴について詳しくご紹介しましたが、仕事ができる人というのは仕事ができない人と真逆の特徴を持っているとも言えます。次は、仕事ができる人の特徴を詳しく見ていきましょう。
計画的に業務を進める
仕事ができる人というのは、計画的に業務を進める傾向にあります。
例えば、時間のかかる業務と時間のかからない業務があれば、時間のかからない業務を先に済ませてしまってから時間のかかる業務とじっくりと向き合うほうが効率的です。計画的に業務を進めることによって、業務の効率がぐっと上がってくるのです。
業務の効率がよくなると、働いている本人も楽しくなってくるものです。仕事がどんどん回っていくようになりますので、周りからの評判もよくなりますし、周りから頼られる存在になるでしょう。何事においても計画性は大切なのです。
意識してコミュニケーションをとっている
また、仕事ができる人というのは意識してコミュニケーションをとっているものです。
コミュニケーションをとることによって報告・連絡・相談のホウレンソウも自然とできるようになりますし、職場の雰囲気がよくなることもあります。
コミュニケーションをとることによっていざというときにヘルプをお願いすることもできますし、逆に自分自身がヘルプで入ることもあるでしょう。少なくとも自分ひとりで追い込まれてパンクしてしまうといった事態は避けられるようになるのです。
自分でモチベーションを上げる努力をしている
仕事ができる人というのは、自分自身のモチベーションを上げるのがうまい部分もあります。
例えば、「嫌だなぁ」「つらいなぁ」と思っているだけではモチベーションは下がっていく一方ですが、「これが終わったらご褒美に○○をしよう!」と思うことでモチベーションは上がってくるでしょう。
業務を進めている間にも、「ここまで来たら休憩を入れよう」など本当にちょっとした意識の違いでモチベーションも変わってきます。仕事ができる人というのは、そういったことが自然にできているケースが多いのです。
レスポンスが早い
一般的にもレスポンスが早い人は仕事ができると言われていますが、まさにその通りです。
早ければいいというものではないのですが、レスポンスが早いとそれだけで業務がサクサク進んでいくようになりますし、業務が溜まることもなくなります。業務の回転がよくなるのです。
責任感がある
そして、仕事ができる人というのは責任感があります。
責任感の有無によってミスの数も違ってきますし、成長の度合いも違ってきます。責任感のある方はその分ストレスも抱えやすいですが、真剣に業務と向き合うからこそミスも少なくありますし、トラブルがあったときに「もう二度と繰り返さないようにするぞ!」と成長しやすいのです。
【電話応対編】仕事ができない人の特徴・できる人の特徴
最後に電話応対における仕事ができない人と仕事ができる人の特徴についても触れておきたいと思います。
電話応対で仕事ができない人というのは、やはり人の話を聞かない、理解しようとしないケースが多いです。また、メモを取るなどの咄嗟の判断ができない部分もありますし、電話というものに対して過度の不安感や恐怖感を抱いていることも多いようです。
一方で、電話応対で仕事ができる人というのは、人の話にしっかりと耳を傾け、気持ちに寄り添うような姿勢も見られます。
それまでの業務経験をしっかりと活かして、自分の中でいくつものパターンを作って咄嗟の判断ができるようになっているタイプも多いです。やはり基本をしっかりと押さえておくことが「できる人」になるポイントなのです。
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