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仕事でやる気を出す心理学を学べばいいことが待っている、きっと...

仕事でやる気を出す心理学を学べばいいことが待っている、きっと...

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

毎日仕事を頑張っているものの、どうにもやる気が出ないということは誰にでもあるものです。

やる気がなくとも仕事はできるのですが、やはりやる気を持った状態で仕事をしたほうが気分もいいですし、何よりもよりよい仕事ができます。

ただ、そのやる気をどう出せばいいのかわからないという方は少なくありません。

ここでは、仕事でやる気を出すための心理学ということで心理学的にどういうアプローチをすればやる気が出るのかについてご紹介していきたいと思います。

目標を決める

仕事でやる気が出ないという方の中には、これといった目標を決めていないという方もいるのではないでしょうか?

特に、今の日本では夢や希望を抱いて生きるのが難しくなっていますし、そういった中で目標を決められないままになっているという方は多いでしょう。

もし目標が決まっていないのであれば、目標を決めてみましょう。

ゴールがわからないまま延々と走らされるのとゴール地点がわかっている状態で走らされるのでは、モチベーションも違ってくるかと思います。感覚的にはこれと同じです。

目標を決める場合、実現可能なものである必要があります。

簡単にクリアできるものでもいいですし、ちょっと頑張ればクリアできるものでもいいでしょう。

大切なのは、そこに具体性を持たせることです。「とりあえず頑張る」といったザックリとした目標ではあまり意味はありません。

「とりあえず走る」「1㎞だけ走る」という形であれば、後者のほうが具体的ですし、具体的だからこそクリアしやすくなります。

最近では「見える化」といったものがいろいろなところで取り入れられていますが、これもひとつの見える化です。

目標を明確にすることによって、クリアするために何をすればいいのかがわかりますし、クリアしたときの達成感も大きくなります。

仕事において目標を決めたことがないという方であれば、最初のうちは確実にクリアできるような目標を設定することをおすすめします。

目標設定と目標のクリアを繰り返すことによって、それこそゲーム感覚でなんとなく楽しくなってくるはずです。

高すぎる目標は実現可能なものにする

目標を立てているものの、その目標が高すぎるというケースもあります。

目標があればそれだけでやる気が出そうなものなのですが、高すぎてクリアできそうにない目標というのは現実味がなくなってしまいます。

例えば、子どもが「億万長者になる!」と言っているのであれば微笑ましく思えるものですが、大人が「億万長者になる!」と言っていると周りからは冷めた目で見られることになるでしょう。

実現する可能性が著しく低いことがわかっているからこそ、冷ややかな目で見るわけです。

周りから冷ややかな目で見られるだけではなく、高すぎる目標というのは現実味がなくてモチベーションも上がりません。

もちろん、自分自身で実現できると心から信じている場合には別ですが、心のどこかで「これは無理でしょ......」と思ってしまうことがほとんどでしょうし、そう思ってしまうとどれだけ立派な目標があっても意味をなさないのです。

先でもお話しましたように、大切なのは実現可能な目標を設定することです。

「1日に100円ずつ貯金する」という目標と「1日に5万円貯金する」という目標であれば、前者のほうが確実に実現可能ですし、実現可能だからこそクリアしていくことができるのです。

後者のようにハードルを上げ過ぎると、途中で心が折れてしまいます。

ただ、自分で設定した目標であれば目標の設定をし直せばいいだけの話なのですが、上司など上の立場の人から設定された目標というものもあるかと思います。

無理難題を突き付けてくるのが社会ですから、珍しいことではありません。この場合、上の立場の人から設定された目標を自分なりにかみ砕くようにしていきましょう。

さすがに、「これは無理なので目標を変えますね」と直談判したのではトラブルになってしまいますので、上の立場の人から設定された目標は目標で建前としてそのままにしておきます。

一応、それを目指しますという姿勢を見せておけばいいのです。

その上で、自分の心の中で目標を分解していきます。

複数の条件があるならその中のいくつかをクリアできた時点で自分の中ではよしとするという感じです。自分にとって受け入れやすい形にすることによって、やる気も出てくるようになるでしょう。

簡単な目標を達成することを繰り返す

実現可能な目標を設定することが大切だという話をしましたが、それでもやる気が思うように出ないということもあるでしょう。

ゴール地点は明確になっているのに、一歩が踏み出せないような感覚です。

〆切や納期が迫っているから本当は頑張らなければいけないのに、それでも頑張れないというのは誰にでもあることです。

そういう場合、最初の一歩を踏み出すことが大切になってきます。

とりあえず一歩踏み出したことによって、エンジンがかかるという経験をしたことのある方も多いでしょう。

その一歩のために、簡単な目標を設定して、それをクリアしていくということを繰り返していきましょう。そうすることで、気づいたときにはゴール地点が近づいているはずです。

最初の一歩を踏み出すための目標というのは、本当に簡単なものでOKです。

例えば、そもそも出社する気が起きないというようなときには「とりあえず起き上がる」、それができたら「朝食をとる」「着替えてみる」......といった形で進めていきます。

「出社する」と一言で表現してしまうととてもハードルが高く感じられるかもしれませんが、出社するまでのステップを細かくわけていくとひとつひとつはそう難しいことではありません。

それを目標にすれば簡単にクリアできますし、クリアしたときに「意外といける!」と自信が持てるようになります。

簡単な目標を設定して、それをクリアしていくという経験を繰り返していくことによって最終的なゴールにも近づいていきますし、自分にも自信が持てるようになってやる気が出てきます。

成功体験を積み重ねていくことというのは、人生においてとても大切なことです。

自分に自信がない場合には自己肯定感を高める

やる気というのはいろいろなものに左右されるものなのですが、自分に自信がないからこそやる気が出ないというケースもあります。

というのも、自分に自信がないと最初から「自分にできっこない」を考えてしまうのです。最初から諦めてしまうわけですから、やる気が出るわけがないのです。

もちろん、謙虚さも必要ではあるのですが、自信を持たなすぎるのは好ましいことではありません。

自信を持っているからこそできることもたくさんありますし、自分に自信が持てるだけで何事も楽しめるようになるのです。

例えば、ダイエットに成功した人が自分に自信を持てるようになって積極的に外へ出かけるようになったり、新しいことにチャレンジしたりという話はよく見聞きするものです。

大袈裟に思っている方もいるかもしれませんが、自信の有無によって世界が変わってくるのです。

そのためにも、最近何かと話題になっている自己肯定感というものを高めていきましょう。

日本人は特に自己肯定感が低い傾向にあります。

就職活動や転職活動のときでも、自分の短所はいくらでも出てくるのに長所はなかなか出てこないし、うまく説明できないという方は多いでしょう。

基本的に何もできない人間というのは、この世に存在しません。

少なくとも今しなければいけない仕事があるなら、仕事を任せられるだけのところまできているわけです。

本当に何もできないのであれば、仕事は任せられません。

もちろん、向上心はあったほうがいいですが、今の自分でも十分やってきているし、その結果が今の状態なのです。

自分を否定するのではなく、自分を肯定してあげると自信が持てるようになります。

ちなみに、先では簡単な目標を設定してそれをクリアすることを繰り返して、成功体験を積み重ねるという話をしましたが、これも自己肯定感を高めるのに役立ってくれます。

人間関係が原因の場合には相手に期待をしない

仕事における悩みで多いのが職場の人間関係です。

仕事自体はやりがいもあるし、好きだけど人間関係のせいでやる気が出ないという方は少なくありません。

基本的にどのような仕事であっても人と人との関わりの中で成り立っているものになりますので、人間関係を完全に切り離すことはできません。

だからこそ、仕事のやる気にまでも影響を与えてしまうのです。

ただ、勘違いしないようにしておきたいのがあくまでもメインは仕事であるという部分です。

仕事をするために職場へ行っているわけであって、人間関係のために職場へ行っているわけではないのです。

もちろん、人間関係が良好であればその分、過ごしやすくなるかもしれませんが、もともと職場というのは多くの方が我慢を強いられる場所なのです。

極端な言い方をすると、職場での人間関係というのは仕事に支障がなければそれで十分なのです。

業務連絡を無視するなど仕事に支障がでるレベルであればそれは改善を求めるべきですが、人間関係を良好にしたいと求めるのは贅沢と言えます。

職場の誰かのせいで嫌な思いをするようなことがあれば、それはその誰かにどこかで期待をしているからです。

「こうしてくれればいいのにな..」と思うようなことがあっても、そうできない事情があるのかもしれません。仕事に支障がないのであれば、それでよしとして最初から期待をしないことです。

人間関係における期待というのは、完全にこちらの都合ですし、そういった期待を敏感に感じ取り、煩わしく感じる方も少なくありません。

そういった期待を感じるからこそあえて逆のことをしようとする天邪鬼なタイプの方もいるでしょう。

最初から期待をしなければ、職場の人間関係というのは楽になりますし、期待をしないことで逆にうまく回るようになることもあるのです。

【電話応対編】仕事でやる気を出すための心理学

仕事でやる気を出すための心理学ということで、いろいろと心理学的なアプローチについてご紹介しました。

最後に、電話応対編という形で電話応対における仕事でやる気を出す方法について触れていきたいと思います。

電話応対において、プレッシャーを感じるケースは少なくありません。

特に、電話というのは顔が見えない分、相手が強気になりやすいため「電話越しに怒られたらどうしよう」「電話越しに大きな声を出されたらどうしよう」という不安を抱いてしまう傾向にあります。

ただ、ここで逆転の発想をしてみましょう。逆に考えれば、対面しなくて済むのです。

面と向かって怒られたり大きな声を浴びせられたりすることを考えれば、電話越しのほうが精神的な負担は軽減されるはずです。

相手の表情や身振り手振りといったものに集中する必要はなく、集中すべきは相手の声と話の内容だけです。

このように考えていくと、電話応対だからこそのメリットもあるのです。

こういった逆転の発想で電話応対ならではのメリットを考えていくと、不安が和らぎ、その分、ぐっとやる気が出てくるかと思います。

ちなみに、電話応対を通して人間観察をするのもおすすめです。

電話応対では1日にいろいろな相手とやり取りをすることになりますので、その分、いろいろなデータを仕入れることができるのです。

自分の中にそういったデータが蓄積されていくと、「このタイプにはこういう出方がいいかな」という形で仕事にも活かせるようになります。

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