最近ニュースなどで聞くことの多い「次世代通信5G」
と言われても何のことだかさっぱりわからない人もいると思いますが...
そこで、今回勉強しました!
電話秘書という仕事柄、いろいろ見聞を広めておいた方が
仕事が楽しくなるんです。それでは、皆さんにも伝わるといいのですが、
一緒に学んでいきましょう。
「5G」とは?
まずは、5Gとはなにか?です。
現在、デジタル通信の主流といえば、皆さんお馴染み4GLTEですよね、
これが5Gの前における通信の高速回線の主流です。そしてその4G LTEは、
例えるなら電車の本数と線路を増やそうという試みなんですね。
在来線の電車の本数を増やして線路の数を増やすことで、
沢山の人を目的地に運ぼうとする、
これが4GLTEというふうに想像してくださいね。
これに対して5Gとは新幹線の線路を作るという話です。
高速で乗客を届けることのできる専用の線路をつくる事によって
乗客を分散、一度の大量の乗客(大容量)を、用途別に、
より早い移動が必要な場合は、より早く移動(低遅延)を可能にする。
これが5Gです。
「5G」の特徴
まずは『大容量』
これで私たちの生活がどうかわるかといえば、
すごく幼稚な言い方ですが便利になります。というか、
5Gで便利になるというよりも、これからさまざま発売されてくるであろう
新しいデジタル家電を動かすには5Gでないと難しくなるんですね。
因みに、どのくらいの大容量なのか?というと、
LTEの20倍で、最大で毎秒20ギガビットです。
たとえば、IoT家電という、いわゆるネットと繋がっている
家電がありますよね。こういったIoT(アイオーティー)
技術はこれから発売されるあらゆる家電やシステムで当たり前のように
使われるんですが、こうなると家中にネット回線が
必要なものが増えることになります。
今はスマホとテレビとパソコンだけなのに、
電灯も台所家電も、それこそトイレのウォシュレットですら
ネットに繋ぐ時代になるかもしれないのですから、
明らかにネット回線が足りなくなります。
つまり大容量は、多様化するネット回線利用に必須なわけです。
そして次に『低遅延』です。
因みに、どのくらいの低遅延かといえば、
LTEの1/10以下で、無線区間の伝送遅延が1ミリ秒以下です。
例えば、ネット回線をつかった僻地医療のようなものが
今研究されていて、実用化は目の前になっているのですが、
こういったものには低遅延は欠かせません。
例えば、離れた場所からネット回線経由で手術なんてことも
将来的に実用化されますが、これで遅延はまずいですよね。
他にも、例えば自動運転技術や、
ドローンをつかった自動宅配サービスなども、
従来の4GLTEでもほとんど無いように見える小さな遅延であっても
大事故に繋がりかねません。
今後、交通管制システムや防犯システムも
高度デジタル化されていくでしょう。そのような人間の生活に
直結する安全の分野においては、いかに遅延を少なくするかは
本当に大切な問題なんですね。
それと、『多接続』というのもあります。
多接続では、LTEの10倍で100万デバイスの同時接続が可能になるとのことです。
他にもいろいろなことができるようになりますが、
これが5Gの代表的な特徴です。2020年の運用開始を目指しているようですが、
もう目の前にある5G時代!
その時代をしっかりと活用できるようにしておきたいですよね。
でも人間味ある接客や電話応対、
心あるコミュニケーションのありかたは変わってほしくないですよね。
人の温かみ&便利な技術・・感謝してます。
5G関連書籍も続々発売!
日本での5G開始を前に、出版社では各社から5Gを扱った書籍の販売も続々と始まっています。
既にベストセラー5万部を突破した亀井卓也(著)の5Gの入門書「5Gビジネス (日経文庫)」、
日経BPから10月に発売されたばかりのムック本「5Gワールドへようこそ!
(日経BPムック)」など、入門書から専門性の高い本や、政治的な知見から5G通信と
ITビジネスの未来についてなど、幅広い本が上梓されています。
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