この記事では、学生や就活生が使える「面接後のお礼メール」の例文とポイントについて詳しく解説します。まずはお礼メールを送る際の基本についてしっかいと抑えておきましょう。
お礼メールの基本構成
面接後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝えるとともに、自分を印象付ける機会になります。ただ感謝を伝えるだけでは記憶に残りにくいです。ではどのように感謝のメールを送るのが良いのでしょうか?
まずは、お礼メールの基本構成をしっかりと理解し、わかりやすく、丁寧な印象を与えるようにしましょう。
1. 件名:簡潔でわかりやすく
2. 宛名:担当者名を明記
3. お礼の言葉:面接の機会に感謝
4. 面接の振り返り:感銘を受けた点や自分の意欲をアピール
5. 締めの言葉:改めて感謝を述べ、連絡を待つ姿勢を示す
例文1:シンプルでスタンダードな例
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件名:面接のお礼(〇月〇日実施)
株式会社○○
採用担当 △△様
お世話になっております。
本日、貴社の採用面接を受けさせていただきました、△△大学△△学部の□□(氏名)です。
このたびはお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接を通じて、貴社の□□事業における〇〇への取り組みについて直接伺い、大変感銘を受けました。
改めて貴社で働きたいという意欲が一層高まりました。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
まずはお礼かたがたご連絡させていただきました。
△△大学 △△学部 △△学科
□□(氏名)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXX@XXX.com
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例文2:具体的なエピソードを交えたアプローチ
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件名:本日の面接のお礼
株式会社○○
採用担当 △△様
お世話になっております。
本日、貴社の面接に参加させていただきました、△△大学△△学部の□□です。
このたびはお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接では、貴社の□□プロジェクトにおける「△△(具体的な事業内容や方針)」について詳しく伺い、
その先進的な取り組みに大変感銘を受けました。
また、□□様から伺った「△△に対する姿勢」が非常に印象的で、自分もその一翼を担いたいという気持ちが強まりました。
ぜひ貴社の一員として□□に貢献できるよう、引き続き努力してまいります。
結果につきましては、ご連絡をお待ちしております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
△△大学 △△学部 △△学科
□□(氏名)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXX@XXX.com
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例文3:オンライン面接の場合
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件名:オンライン面接のお礼
株式会社○○
採用担当 △△様
お世話になっております。
本日、オンライン面接にご対応いただきました△△大学△△学部の□□と申します。
このたびは、オンライン形式での面接を実施していただき、誠にありがとうございました。
貴社の□□に関する事業内容や展望について直接お話を伺え、大変参考になりました。
また、オンライン形式でありながらも温かく迎えていただき、リラックスして面接に臨むことができました。
貴社の□□分野で活躍するために、さらに自己研鑽を積みたいと考えております。
今後の選考についてのご連絡をお待ちしております。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
△△大学 △△学部 △△学科
□□(氏名)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXX@XXX.com
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ポイント解説
・件名は簡潔に
メールを開いてもらいやすいよう、「面接のお礼」「オンライン面接のお礼」など一目で分かる件名にしましょう。
・丁寧な宛名表記
担当者の名前は正確に書き、役職がわかる場合は役職名も加えましょう(例:「採用担当部長 △△様」)。
・お礼を最優先
面接機会に対する感謝を、メールの冒頭に必ず記載します。
・具体性を加える
面接中に印象的だった話や学びを具体的に記載すると、記憶に残りやすくなります。
・自己PRも忘れずに
お礼の中に自分の意欲や熱意をアピールする一文を含めると効果的です。
・簡潔にまとめる
相手が多忙な場合も考慮し、内容は簡潔にまとめることが重要です。
これらの例文を参考に、実際の面接や企業の雰囲気に合わせてカスタマイズしてご利用下さい。
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