今回は滑舌が悪い人の特徴と、その対策方法についてご紹介します。
滑舌が悪いとコミュニケーションで損をする
この記事を書いています私も、実は滑舌が悪く、行き着けの喫茶店でオーダーを聞かれて、注文する際に「Aセット、ブレンドで」と言っても店員のおばさんは最初の「Aセット」が聞こえなかったようで、ブレンド (珈琲) だけ良く出てくることがあります。
コロナの関係でこちらがマスクをしていたり、相手が少し高齢というか、そういった影響もなくはないと思いますが、やはり滑舌が悪い ... というのが原因だと自分でも気づいています。
まず滑舌が悪いと、言葉が詰まってしまったり、何て言っているかが不明瞭になってしまいます。上記のシーンでは、相手が聞き取れず「もう一度お願いします」と、聞き取れなかったことを返してくれれば良いですが、相手が本当に聞き取れなかった、そのままスルーされてしまうと、上記のようにコミュニケーションが成立しません。
これは非常に残念なことですので、滑舌が悪い人の特徴を知り、その対策方法を見ていきましょう。
滑舌が悪い人の特徴
滑舌が悪い人には、以下のような特徴がございます。
- 言葉が詰まりやすい
- 声が小さい
- 口が空いていない
- 発音が不明瞭で、聞き取りにくい
- 話すスピードが早い
滑舌が悪い人の大半に見受けられる例として、喋る時に口が全然動いていないこと、声が小さいこと、早口であることが上げれます。特に普段あまり話さないタイプだったり、物理的に話す機会が少ない ... という方に多いような気がします。
このようなことから、まずは自分で滑舌が悪いことを自覚する必要があります。滑舌が悪く、周りと上手くコミュニケーションが取れないことを放置してしまうと、人と話すのがめんどくさくなったり、どんどんコミュニケーションを取ることが億劫になってしまうかもしれません。
人はどうしても社会的な生き物ですので、コミュニケーションを取るということは最低限できた方がその人の人生を豊かにすると思いますので、まずは自分で自覚し、「自分の声って相手に上手く伝わっていないのか ...」ということを受け入れましょう。
自分の声を録音して聞いてみる
実は私もそうだったのですが、ある日録音された自分の声を聞いて驚愕したことがありました。その音声は私がふざけていたところを相手が録音していた音声だったのですが、これが自分の声なのか!?と驚愕してことを今でも覚えています。
人は当たり前のように喋り自分の声を知った気になっていますが、実際に自分のスマホで自分の声を録音して聞いてみると、「自分の声ってこんな声だったのか?」という人が80%ぐらいいるのではないでしょうか?
それくらい人は自分の声がどう相手に聞こえているのか?ということが自分では分からないのです。ですので滑舌の悪い人は一度自分の声を録音して自分で聞いてみましょう。そうすると新しい発見があるはずです。
滑舌を良くする対策・方法
それでは滑舌を良くする対策・方法について見ていきましょう。
- ゆっくりと話すよう心がける
- 口を大きく開けて発声する
- 鏡の前で練習する
- 舌や口の筋肉を鍛えるトレーニングをする
- 声の高低や抑揚をつけることで聞き取りやすくする
まずは人と話す時は恥ずかしがらず、口をちゃんと開けてゆっくりと相手に伝わるように話しましょう。また声が小さいとどうしても相手には伝わりませんので、声の大きさボリュームも意識するようにしましょう。
前に書いた記事で「声のウォームアップ方法」についても触れていますので、こちらも是非参考にして下さい。
【関連記事】電話秘書、オペレーターも取り入れている声のウォームアップ方法
滑舌が悪いことをコンプレックスに感じている人も多いと思いますが、結局滑舌もスキルのようなもので、上記のような滑舌を良くするスキルをしっかりと意識して身につけることで滑舌を良くすることができます。