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電話恐怖症を克服し予防しよう

電話恐怖症を克服し予防しよう

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

今回はプロの電話秘書の視点から、近年若い世代の方に増加傾向にある電話業務・電話対応の恐怖症を克服し予防する方法について詳しくご紹介します。

新人社会が抱える電話対応の不安や恐怖心

電話対応に対する不安や恐怖心は、特に新人社員にとって大きな課題となっており、その克服には正しい知識と適切な対処法が必要です。

まず、新人の方にとって、会社の電話に出ることは非常に緊張を伴うものです。電話の相手は顔の見えない「知らない人」であり、その人がどのような立場の方なのか、お得意様なのかどうかを瞬時に判断することは難しく、不安に感じることが多いでしょう。

基本的な電話対応のマナーを身につける

このような状況においては、まず恐怖心に打ち勝つために、基本的な電話対応のマナーを身につけることが重要です。

例えば、電話を受けた際に相手が名乗らない場合や、どなたか判断がつかない場合には、冷静に「失礼ですが、どちらの○○様でいらっしゃいますか?」と丁寧にお伺いすることが基本です。

この一言を使うことで、相手に対する礼儀を守りつつ、必要な情報を得ることができます。

さらに、万が一相手が大切なお客様であった場合には、「失礼いたしました。いつもお世話になっております。」と、丁寧にお礼を述べることが求められます。

この対応をすることで、相手に対して誠実さと敬意を示し、信頼関係を築くことができます。

電話対応の基本的なスキルを習得しよう

電話対応の恐怖症を克服するためには、まず自分の不安を理解し、それに対処するための基本的なスキルを習得することが重要です。

また、実際に電話を受ける際には、落ち着いて対処するための心構えを持ち続けることが大切です。何度も繰り返し練習を重ねることで、自信を持って電話対応ができるようになり、次第に恐怖心を克服することができるでしょう。

このように、正しい知識と練習を通じて、電話対応の恐怖を乗り越え、プロフェッショナルな対応を身につけることができます。電話応対は、ビジネスにおいて重要なコミュニケーションスキルであり、それを克服することは、今後のキャリアにおいても大きな強みとなるでしょう。

相手が早口で聞き取れない場合

次に、電話対応でよくある困難の一つとして、早口で聞きなれない社名を名乗られるケースがあります。特に新人のうちは、初めて聞く社名が多く、相手が早口で話すと聞き取れないことも珍しくありません。

こうした状況では、焦らず冷静に対応することが重要です。

もし社名が聞き取れなかった場合には、「恐れ入りますが、もう一度お願いできますか?」と丁寧にお聞きすることで、相手に再度社名をゆっくりと伝えてもらうことができます。

電話対応においては、聞き返すこと自体は失礼ではなく、むしろ正確に情報を把握するための必要なステップですので、自信を持って尋ねましょう。

頻繁に電話がかかってくる取引先の社名を覚えておこう

また、慣れてくると、早口で言われても、頻繁にやり取りする取引先やよく知られた社名であれば自然と聞き取れるようになります。

したがって、頻繁に電話がかかってくる取引先の社名や、よく使われる業界用語などはできるだけ早く覚えるよう努めると、対応がスムーズになります。

これらの対応を身につけることで、電話業務に対する不安が軽減され、より自信を持って対応できるようになるでしょう。電話対応は練習と経験が重要ですが、基本をしっかりと押さえておくことで、どのような状況にも臨機応変に対応できる力が身につきます。

伝言を頼まれた場合

さらに、電話応対においては、先方から伝言を頼まれることが多々あります。このとき、初めて聞く言葉や専門用語が出てくることもあり、話の内容が理解できないことがあります。

特にビジネスの場では、業界特有の用語や略語が頻繁に使用されるため、慣れていないと戸惑うこともあるでしょう。こうした状況で重要なのは、決して分かったフリをしないことです。

分からないまま話を進めてしまうと、後々誤解やトラブルが発生する可能性があります。

分からないことは素直に尋ねましょう

ここは勇気を出して相手に対して素直に「申し訳ありませんが、○○について詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?」と尋ねれば、先方も親切に説明してくれるはずです。

後で重大なトラブルに発展するよりも、このようにして誠実に対応することで、相手からの信頼も得やすくなるのです。落ち着いて誠実に応対することは、電話恐怖症を克服するための大きな一歩です。

相手の話を理解しようとする姿勢を示すことで、不要なトラブルを避けることができ、安心して電話業務をこなせるようになるでしょう。これにより、電話対応に対する不安も徐々に軽減され、自信を持って応対できるようになります。

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