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「電話応対コンクール」でプロの電話応対技術を学ぶ

電話応対コンクールでプロの技術を学ぶ

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

電話応対がなかなかTVで特集されるということはないに等しいと思いますが、来たる2023年1月17日にNHKの番組『ニッポン知らなかった選手権 実況中!こんな大会があったのか!?』で「第70回 電話応対コンクール東京大会」が取り上げられるそうです。

もし電話応対や電話代行の仕事に興味があり、電話応対の仕事ってどういったものなのだろう?と思っています方には、非常に良い機会だと思いますので、是非番組をご覧下さい。

→【関連記事】電話対応日本一に輝いたエキスパートの話術を学ぼう

『ニッポン知らなかった選手権 実況中!』

こちらの番組『ニッポン知らなかった選手権 実況中!』は、2022年頃より定期的に放送されている番組ですが、企業や業界団体が内輪で開催するスキルアップのための知られざる技術大会に大量のカメラを入れて、その戦いの現場を勝手に高速実況し、超絶ワザのすごさと魅力に迫っています。

2023年1月17日に放送される「第70回 電話応対コンクール東京大会」では、企業の声の窓口である電話オペレーター (電話秘書) が、お客様への応対スキルを競い合う模様を追っています。

大手企業が集まる東京大会で予選を突破した58名の電話オペレーターが激突します。電話応対コンクールでは、お客様からかかってきた電話を受ける「聞き取り」と、その内容を社内の担当者に伝える「伝達」の3分間一本勝負で競われます。

電話応対した応対内容の情報を整理して伝える優先順位を瞬時に整理するコツや、相手に好感を持たれる笑声 (えごえ) にも迫るそうです。全国大会へ進む上位4名が決定するまでの6時間を超える熾烈な大会に密着しています。

電話応対コンクールとは?

そもそも「電話応対コンクール」とは、どのようなコンクールなのでしょうか?電話応対コンクール日本電信電話ユーザ協会のサイトによると、電話応対コンクールは、各企業の社員の電話応対と応対技能のレベルアップを通じて、顧客満足経営の推進を図るための人材育成を目的として毎年実施しています。参加者は、毎年設定される競技問題に取り組み、電話応対サービスの技能を競い合うコンクールとのことです。

電話応対の模範を学べる

なかなか普段電話応対を学ぶ機会というのは、それこそ会社の受付担当や、事務・デスクワークになる/配属されるということがないと学ぶ機会がないと思います。他には営業職になり、先輩からお客様やクライアントに失礼がないような電話応対の作法的なものは学ぶかもしれませんが、プロフェッショナルな電話応対を学ぶ機会はそれこそオペレーターや電話秘書にならない限り学ぶ機会はないのではないかと思います。

しかしこちらの「電話応対コンクール」では、毎年開催される電話応対コンクールの優勝者や準優勝者の電話応対を YouTube の動画で見ることができます。つまり電話応対のプロが、どのように電話応対しているのか?を実際に動画で見て、応対の仕方、声色などを細部に渡り観察することができます。これは結構、オペレーターという職業に興味がある人にとっては有益な資料となると思います。

オンエアを見ての感想

というわけで『ニッポン知らなかった選手権 実況中!第70回 電話応対コンクール東京大会』のオンエアを拝見しました。やはり思った通り、新人研修の教材となるレベルで電話応対の技術を学べる内容でしたが、驚いたのが番組として非常に面白かったです。

電話応対で番組を面白くする、というのは中々至難の技だと思うのですが、シンガーソングライター・オペレーターという肩書きの男性が登場したり、思わず笑ってしまう要素もあり、実況中!という番組だけあり、実況のスピード感が飽きさせない演出でした。

視聴者目線で「電話応対コンクール東京大会」を見ますと、電話応対する際にどこを気をつけなければいけないのか?電話応対コンクールの審査員がいますので、どこが良かったのか?どこが悪かったのか?を解説してくれます。

思わず「なるほどね」と頷きたくなるようなポイントを解説してくれますので、非常に勉強になる内容だったと思います。

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