電話代行を利用すると、「電話を転送することができる」と思う方もいるかと思いますが、多くの場合、転送電話を使用するには「転送設定」を自身で行う必要がございます。こちらの記事では、電話代行における転送設定について詳しくご説明します。
転送設定とは?
まず転送設定とは何なのか?を確認しましょう。転送設定とは、ボイスワープ、転送電話、着信転送などを行う際に設定することを指します。
例えば、コロナ禍でオフィスワークから在宅勤務に変わったAさんが、「これまでオフィスで受けていた会社の電話応対を→自宅のスマホで受けたい」となった場合に、転送電話を申込んでから転送設定をすることで、オフィスの固定電話にかかってきた電話を、Aさんのスマホに転送することができるようになります。
無条件転送
この時行うのが「無条件転送」の設定となります。無条件転送とは、その名の通り、会社にかかってきた電話を本人のスマホに転送するなど、無条件でかかってきた電話を指定した電話に転送することです。
転送設定 (今回は無条件転送) を行うには、転送元の電話機 (会社の電話機) から以下のボタン操作を行います。
1. 最初に転送先の電話番号登録します
まず数字の「142」を押す → 次に「転送元の電話番号 (会社の電話番号)」と「#」を押す → 「2」を押す → 「転送先の電話番号 (自身のスマホ)」と「#」を押す → 「1」を押す
2. 転送を開始してください。(下記操作で無条件転送モードで転送されます)
数字の「142」を押す →「1」を押す →「 1」を押す
3. 転送を停止したい場合
数字の「142」を押す → 「0」を押す
このような一連の操作を行うことで転送設定が完了し、転送電話が使えるようになります。
転送設定を行うには、転送電話の申込みが必須
ここで改めて転送電話 (ボイスワープ) の基本に戻りますと、まず転送電話を利用するには2つの方法がございます。
1. 電話番号を契約している通信会社に「転送電話」の申し込みを行い→自身で「転送設定」を行う
2. 電話代行を利用して転送電話を使用する
まず会社の電話番号や固定電話を通信会社で契約している場合は、あなたが契約している通信会社に「転送電話」のお申込み手続きを行い、次に「転送設定」をすることで転送電話が使えるようになります。
ですので「転送設定」をすれば転送電話が使える ❌ ではなく、
転送電話のお申込みを行い → 転送設定をすることで転送電話が利用できる ⭕️
というのが正しい見解となります。
携帯電話だとお申込みが必要ないケースもあります
携帯電話から転送電話 (着信転送) を利用する場合は、au、SoftBank、楽天モバイルの場合は、転送電話のお申込みが必要なく、転送設定を行うだけで転送電話が使えます。詳しくは「ボイスワープ、転送電話について」をご覧下さい。