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本業と副業を両立させる5つの条件

本業と副業を両立させる5つの条件

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

昔は副業というとあまり好ましいものではないというイメージが強かったのですが、今では政府が副業を推奨するようになりました。

それだけもらえるお給料が減っているということでもあるのですが、生きていくためには時代に適応していくしかありません。

ただ、今まで本業1本で来た方が副業を始めるとなるとなかなか両立が難しい部分もあるでしょう。ここでは、改めて本業と副業を両立させる上で大切な5つの条件についてご紹介していきたいと思います。

規則正しい生活を心がける

どのような仕事をするのかにもよるのですが、基本的に仕事というのは忙しいものです。ひとつの仕事を続けるだけでも、毎日多くの時間を費やすことになります。そこに副業がプラスされることになるわけですから、より多くの時間を仕事のために費やしていくことになるでしょう。ただ、どのような状況の中でも資本となるのは体です。

いろいろな仕事を掛け持ちしながら不規則な生活を続けていた結果、心身を悪くしてしまったというケースは少なくありません。規則正しい生活をしていれば心身を悪くすることはないとまでは言えないのですが、心身を悪くしてしまうリスクはぐっと抑えられるようになるでしょう。

健康的な食生活、十分で質のいい睡眠、適度な運動......規則正しい生活を送ることによって、心身を悪くするリスクを抑えられるだけではなく、モチベーションも維持することができ、仕事の効率もアップしていくのです。本業と副業の両立で忙しくなるからこそ、規則正しい生活がよりいっそう重要になってくるのです。

時間を有効活用する

先でも触れましたが、本業と副業の両立をすることになった場合、仕事に費やす時間がかなり増えます。ひとつの仕事をするのにもそれなりの時間がかかるわけですから、人によっては副業を始めたことによって「1日24時間じゃ足りない!」と感じてしまうこともあるかもしれません。

そこでポイントになってくるのが、時間の有効活用です。

どれだけ忙しい毎日であっても、その中に無駄な時間は潜んでいるものです。例えば、通勤中にただスマートフォンを眺めながらぼーっとしている時間があれば、その時間も何かに有効活用できるかもしれません。仕事の手順だって、実は無駄になっているステップがあるかもしれないのです。

このように無駄を省いていくことによって、その時間を有効活用していくことができます。そうすると同じ24時間でもまったく違った過ごし方ができるようになるのです。それまでは「1日24時間じゃ足りない!」と思っていた方でも、「1日24時間もあるわけだし......」と余裕を感じられるようになるかもしれません。

また、時間の使い方を工夫するだけではなく、時短のためにいろいろなツールを使っていくようにしましょう。時間を節約するためにあえてお金を使って移動をするというのもひとつですし、アプリやソフトなど使えるものはすべて使っていくくらいの感覚でもいいかもしれません。

お金を使わないようにして時間を使うよりも、お金を使って時間を使わないようにするほうがいいこともあるのです。個々の考え方もあるでしょうが、いろいろなことを同時進行でこなしている方というのは後者のほうを採用しているケースが多い印象です。

本業に活かせる副業を選択する

本業と副業の両立のためには、副業の選び方も大切になってきます。せっかく副業をするなら本業とはまったく関係のない仕事を......と考えている方もいるかもしれませんが、せっかく副業をするのだからこそ本業に活かせる副業を選択しておいたほうがいいでしょう。

例えば、営業の仕事を本業としている方が副業で飲食店での接客をするようになって、本業のほうで副業の経験を活かせるようになったというケースもあります。このように本業でプラスになるような副業を選択することによって、本業でも結果が出せるようになるでしょうし、モチベーションもアップしてくるのです。

また、副業での人脈が本業でプラスに働くということもあります。単に収入を増やすための副業として見なすのではなく、それ以外でどのようなプラスが期待できるのかという見方をしながら副業を吟味していきたいところです。

副業がお金以外にも自分にとってのプラスになればなるほど、副業へのモチベーションや、やる気も遣り甲斐もアップします。

ある程度の収入が期待できる副業を選択する

副業というのは、本業で得られる収入が減ったからこそ求められるようになっている部分もあります。そのため、多くの方が本業での収入を補うために副業をおこなっているというのが実情です。収入以外の面でも副業で得られるものはあるのですが、それでも収入面が大きいという点に関しては十分に理解しておくべきでしょう。

だからこそ、副業はある程度の収入が期待できるものにしておいたほうがいいです。「収入は微々たるものでいいから自分の好きなことを......」という形で副業を選択してしまうと、おそらく副業を続けていく上でのモチベーションが維持できなくなってしまいます。

確かに自分の好きなことを仕事にして収入が得られるのであれば、それに越したことはありません。ただ、それは思っている以上にハードルの高いことでもあります。自分の好きなことはプライベートで趣味として楽しむようにして、副業に関してはあくまでもシビアにひとつの収入源として選択していったほうがいいでしょう。

本業と副業の両方を忘れる時間を作る

本業と副業の両立となってくると、仕事のことを考える時間も増えてくるでしょう。何をしていても、仕事のことが気になるようになるかもしれません。ただ、そういった中でもあえて本業と副業の両方を忘れる時間を作るようにしてみてください。ずっと考えていると、出口のない迷路に入り込んでしまいます。

本業と副業の両方をおこなっていくと普段以上に考える時間が多くなるからこそ、しっかりと休ませることが大切になってくるのです。「今日1日は仕事のことを気にせずに休む!」という日を作って、忙しい毎日の中でもメリハリを意識していくようにしましょう。

本業にしても副業にしても、思うようにいかなくなることは絶対にあります。考え続けることで解決できることもあるかもしれませんが、一旦思考をリセットして気分転換をすることで新しい解決法を思いつくようなこともあるのです。真面目な方であればあるほど仕事のことを考えないようにするという行為に罪悪感を抱いてしまうかもしれませんが、これも必要な時間なのです。

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