今回は、「声や話し方で人柄や表情は伝わるのか!?」ということですが、これはある意味『イエス』であり、ある意味『ノー』だと言っていいでしょう。
というのも、実はしかめっ面で話をしていても、微笑んでいる声は出せます。
そして当然、しっかりと練習をすれば、どんなに性格の悪い嫌な人であっても、お相手に好印象を与えることも出来る!といえばできます。そういう意味では、伝わらないと言えます。
しかし、それはある意味、伝えることができるという意味でもありますよね。
こういう事を言うと、私の性格がひねくれて悪い様ではばかられるのですが、じつは、これはビジネスシーンでは普通にあることなんです。
例えば、心の中で「この人キライだなぁ」...と思っていても、あたかも好印象を抱いているかのような接遇というのは普通にしているはずです。
上手な愛想笑いは、むしろビジネスの大きな武器といえます。逆に、持って生まれた性格やその時の素直な感情を、そのまま素直に表情や言葉で出してしまうような人はビジネスパーソンとしては、あまり優秀だとは言えないですよね。
電話応対のテクニック
つまり、こういったテクニックも、電話応対で可能ですし、必要です。そういう意味では、人柄も表情も声や話し方で表現することはできるのです。
ただし、2つの留意点があります。
1.電話応対の場合は、じゃっかん大げさでなくてはいけません。
2.普通に話すよりも気を配らなければいけません。
というのも、電話で話し方や声だけで表情や人柄を表現するときには、お相手に表情や身振りなどは伝えることができないからです。
自分ではとても嬉しいと思っていても、お相手に笑顔が見えない以上、声のトーンをちょっと高くして弾むように答えることで、喜びを表現しなければ、なかなか伝わらないのですね。
しかも、お相手の顔も見えないのですから、その言葉遣いでお相手の方が絶対に不快感をもたないように気をつける必要もあります。
『表情は抑揚』で『人柄は気配り』
★★★『表情は抑揚』で『人柄は気配り』で獲得するということなんです。★★★
私たち電話代行のオペレーターは、電話秘書として常に声に笑顔を乗せるように気をつけています。ありがたくて嬉しいことにご利用いただいているお客様からも、常に微笑んでいるような声ですね、と、お褒めいただくこともあります。
しかし、これはプロの技、私たちもそれなりに訓練した結果できることなんです。
この記事を読んで、もし電話応対に興味を持たれ方は、最初はとにかく抑揚をしっかりと付けて気配りをしてみてください。それだけでずいぶん変わってきますので、よかったらぜひ実践してみてくださいね♪ きっと、良い印象に変化すると思います。:+* ゚ ゜゚ *+:。
「心」のこもった電話応対を
人間同士ですから言葉に心が入っていなければ、いくらテクニックが上手くても、お相手に響く電話応対はできませんので。。。